宮本伸一のブログ

令和2年2月定例議会の報告(災害対策調査特別委員会)

こんにちは。宮本伸一です。

令和2年2月定例議会での活動報告をさせていただきます。

 

2月25日、災害対策調査特別委員会が行われました。

その中で行われた、私の質問・答弁を2つご報告します。

 

● 令和元年度 危機管理対応訓練

文京区シビックセンター内において、危機管理対応訓練(令和元年12月12日)が行われた報告がありました。この訓練は、区職員が区長を中心に災害時を想定した訓練を行うもので、さまざまな事態を想定して図上訓練を行うものです。

毎年、行われている訓練であり、テーマを変えながらやっているとのことでした。私からは、今後、地元地域での訓練と連携して、より実際的なものに発展することを提案したところ、理事者よりは毎回職員の訓練経験値の底上げを行っているところであり、地域との連携というのは今後の検討という答弁がありました。区と地域の訓練が連携すれば、有事の際の対応力に大いに資するものになると思い、要望しました。

● 水害・土砂災害対策実施要領

令和2年度より、これまでの「水害・土砂災害」に対する実施要領が改定されることになり、その報告がありました。昨年も、非常に強い台風などによる被害が多数ありましたので、今回の改定には大きな意味があると思います。

私からは、避難勧告等の伝達方法についての例文につき、区民が理解しやすいように、又、事前に周知されるよう要望。理事者より、区報等で周知するとの答弁がありました。

又、内水氾濫の時、千川通りに面した千石2・3丁目の地域の方々の避難所につき質問。理事者よりは、林町小学校が土砂災害時の避難所として追加されたこと、そして、内水氾濫と土砂災害への対応はほぼ同じになるため、林町小学校が避難所として案内されるとの答弁がありました。水害時の避難所の千石地域への設置は、11月の代表質問でも公明党から要望しておりましたので、今回の避難所設置は一つの安心となりました。

つぎに、要支援者への連絡方法などにつき質問。要支援者名簿は個人情報のため民生委員の方などに参照は限られており、有事の際は対応に限界があるのではないかと質問しました。理事者よりは、当然、個人情報の保護は遵守しつつ、有事の際の対応については地域によっては工夫をして頂いている例もあり、今後、そうした内容を周知していく旨、答弁がありました。

最後に、昨年の台風の時は、水害のみならず、強風による被害があったことから、今後、どのように対応されるか質問しました。理事者よりは、強風に対する被害等については今後の検討とする旨、答弁がありました。本年の台風シーズンに向けて、しっかり準備して頂くよう要望しました。

今後とも、地域の防災・減災のためしっかり取り組んで参ります。

(委員会の議事録についてはこちらをご覧ください)

(おわり)

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