宮本伸一のブログ

子ども・子育て支援調査特別委員会(2021年11月16日)

○ 子ども・子育て支援調査特別委員会(2021年11月16日)

こんにちは。11月16日に行われた、子ども・子育て支援調査特別委員会での、私からの質問とそれへの答弁をご紹介します。

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<認可保育所の分園の統合について>

○宮本:

おはようございます。

御報告ありがとうございます。

まず、認可保育所のほう、小石川ここわ保育園については、ニーズも高いところではござ いますし、これまでも様々議論させていただきまして、もうすぐ開園ということで、最後ま で安全第一で進めていただいて、また地域の方とのやり取りも、連携も深くしていただいて、 無事に開園するまで引き続きの取組をお願いしたいと思います。ありがとうございます。

質問させていただきたいのは、2ページ目の分園の統合等の項についてでございますが、 今回の内容としては、この社会福祉法人のあしたばの会さんのほうからのお話があって、こ れまでの待機児童解消のためにこのたんぽぽ保育園さんが保育園を本園、分園、第2、第3、第4というふうに拡充してきていただいて、そういった経緯がある中で、あしたばの会さん としては、ゼロ歳から5歳までの一貫した保育園を実現したいという御意向があるというこ とで、今後2年間掛けて、二つに集約するということで理解させていただきました。その背 景には、事前にお伺いしたところ、4、5歳のところですかね、第3分園などには空きもあ ったり欠員もあったりということもあること、また今後の見込みも、あしたばの会さんの 様々な見込みも含めて、こうした取組になると思います。

以前からあしたばの会さんの取組は、しっかりこれまで区としても関わっていただいて本 日まで来たと思うんですけれども、まず、また一方では、これまで待機児童解消のためにた くさん保育園を開設してきていただく中で、半年か1年ぐらい前かですかね、やはりコロナ ということもありまして、今後の欠員もばらばらと見えてきたことから、区として、このま ま待機児童解消のための取組を真っすぐ進めて、拡充を進めるべきなのか、また様子を見な がらどこかで調整しなければいけないのではないかという議論も出てきたと思いますし、私 もそうした部分では、事業所にも支援をしていくことも考えなければいけないのではないか ということも質問させていただいたこともございました。

そして、ここから質問なんですけれども、すみません、長くなりましたが、今回、たんぽ ぽ保育園さん、あしたばの会さんからお話が来て、区としてどのようなタイミングで、どれ ぐらいの前からと言ったら変ですかね、相談をされ始めたのかということをお伺いしたいの と、当然、場所によっては、又は年齢によっては、保育園、今まで行っていたところはもう 行けなくなるのではないかという御利用者様の心配も出てくるのではないかと思いますし、 そうした部分を区としては当然、あしたばの会さんといろいろ協議しながら今後の予定を組 んできていただいたのかと思いますので、これまでのそういった経緯と、どんなふうに関わ ってきていただいたのかということと、また特に利用者の方が御不便にならないように、特 に第4分園はちょっと地理的にも離れたところになりますので、ここの地域の子どもたちが、 利用者の方が御不便にならないようにしていただきたいと思いますので、その辺、区として はどのように支援していこうと考えていらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。

○答弁:

まず、たんぽぽ保育園を運営いたしましているあしたばの会さんで、こうした全体的な計画が始まった時期でございますけれども、こちらは昨年度より前の 段階で、かなり歴史がある保育園ということになりまして、各分園の施設の例えば少し年季 が入ってしまっているでありますとか、そうしたお話というのは、個別に、幼児保育課でお話を伺っていたというところでございます。理事長先生からいろいろ詳しいお話をいただい ておりまして、その中で先ほどお話しさしあげた乳児から就学前幼児までの一貫した保育内 容を充実させたいというお話が具体化していったというところでございます。

ただ、進めていくに当たりまして、区としましても、宮本委員おっしゃっていただきたよ うに、急速に行っていくのはあまり好ましくないというような、何よりお父様、お母様の御 不安がないようにというところで、具体的には園のほうで最初にそれぞれの保護者の皆様に 説明会を行う形でこのプランのほうを御説明させていただいて、長期的な見通しをお話しす ることによりましてお父様、お母様の御理解をいただいて、今回御報告に至ったというとこ ろでございます。今現在お通いいただいている皆様につきましては、引き続き御希望の方はそのまま通っていただけるというところも併せて御説明をしておりますので、そちらのほうも御理解いただいた上で進めていくところでございます。

○宮本:

分かりました。昨年より前からということで、また今後2年間掛けてということで、やはりこうしたちょっと前広に行うことで統合も無事にといいますか、利用者の方にも 御迷惑を最小限にしながら進めていけることというふうに思います。当然でありますけれど も、区のほうからも事業者の方、また利用者の方に最後まで寄り添っていただいて、混乱の ないようにお願いしたいと思います。

また、今少子高齢化でもございますし、区の人口動向もまだ分かりませんので、地域によ ってはこのような似たようなことも起きる可能性もありますので、今回の件をよく区として 多方面からよく検討していただいて、今後の参考例にもなるようにしっかりと取り組んでい ただきたいと思います。

いずれにしましても、最後まで利用者の方、事業者に寄り添っていただいての支援をお願 いしたいと思いますので、よろしくお願いします。ありがとうございました。

 

<地域型保育事業等の卒園後の進級先確保について>

○宮本:

ありがとうございます。

資料第2号の御説明ありがとうございました。昨年6月でしたか、文教委員会におきまし て、この条例の改正の際にも確認させていただいたことがありましたけれども、地域型保育 事業の卒園後の進級については、幼児保育課の支援などもあって、卒園後も3歳からの進級 先などにつないでいただいているという実態がございましたけれども、現在のところ、この 進級についてはどういうふうな状況なのか。

また、今回の措置を確保するといった明文化することになるんでしょうか、どういうこと になるのか、取決めをするというのか、これによって今までの支援よりも、更に確保、担保 されるというようなことになるんでしょうか。その辺の何か変化があるのか、そういったと ころをお伺いしたいと思います。

○答弁:

まず、こちらの地域型保育事業等の卒園児の直近の状況でござい

ますけれども、本年度の令和3年度の事例で申し上げますと、今回、この地域型保育事業の 卒園児の方で、認可保育園の申込みがありましたのが45人で、45人の方のうち第一次選考で 第5希望までの園に内定なさったのが45人で、今実際の保育園の進級に当たりましては、全 員希望される第5の中までのところで決まっているというところが実情でございます。

ただ、今回、このように進級先の確保という形でお示しした意味付けでございますけれど も、来年度に向けました入園案内にも御案内を出させていただきまして、第5希望まで書い たけれども、もし進級先が確保できない状況があった場合には、希望先変更を受け付けて、 きちんとその先が確保できるというところをお申込み前に保護者の皆様にも御理解をいただ いた上で、その上で安心して地域型保育事業の各保育園、保育ママさんたちを使っていただ ければというために、この度お示ししたものでございます。

○宮本:

ありがとうございました。よく分かりました、理解できました。

そういった説明を事前に皆さんにしていただくことで、より地域型保育事業のほうにも希 望される方が安心して行くこともできるようになるということでは、大変に良いことだなと 思いますので、今後とも、今回の取組も含めまして、地域型保育事業などを使われる御父母 の方、また事業者の方への寄り添った支援を、また引き続きお願いしたいと思います。

以上でございます。ありがとうございました。

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引き続き、子ども達の健やかな成長のために全力で取り組んで参ります。

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