文京区議会議員候補の宮本伸一です。
私の母は60代で認知症を発症しました。
母との14年間にわたる闘病の日々は、私が政治の道を志すにあたって、かけがえのない原点となっております。
さらに父も現在、脳出血により半身不随となったため、こちらへ呼び寄せ施設でお世話になっています。
そうした経験から私は、“親孝行”のような温もりのある文京区政を実現してまいりたいと決意しています。
「人との交流」が健康寿命のカギ
生き生きとした老後の時代を過ごしていただくために、介護を受けたり、寝たきりになったりせず、日常生活を送れる期間である「健康寿命」を延ばすことが大切です。
では、高齢者の健康寿命を、どう延ばすか。そのカギは「人との交流」です。
高齢者では、同居以外の他者との交流が毎日頻繁な人と比べて、月1回から週1回未満の人は、1.3倍から1.4倍、要介護認定や認知症に至りやすくなります。
さらに、月1回未満の人は、1.3倍、早期の死亡にも至りやすいという調査結果が出ています。
つまり、家族以外の他者との交流によって、より健康で、より長生きできるわけです。
文京ならではの課題「坂道」
家族以外の他者と交流するためには、外出できなければなりません。
ところが、外出したくても、文京区の場合、障害となるのは「坂道」です。
しかし現在、例えば買い物であれば、買い物弱者を支援するために、行政がコンビニエンスストアなどと提携し、移動販売車を走らせる取り組みが始まっています。
また、高齢者の移動を支援する専用の乗り合い車両を、走らせている自治体もございます。
坂の上と下で、決まった曜日の決まった時間、決まった場所に、移動販売車が来る。車に乗り合い、皆で買い物などに出かける。すると、そこに「人との交流」が生まれます。
サロンの増設やBーぐるの路線拡充も
また、文京区が行っている「ふれあいサロン」や、文京区社会福祉協議会が進めている「ふれあいいきいきサロン」も、助成金を拡充するなどして開催場所を増やし、さらに坂の上と下を考慮して配置することで、「人との交流」の場を増やすことができます。
加えて、今や区民の足として欠かせない存在となったコミュニティバス「Bーぐる」も、千石・大塚方面や本郷・湯島方面への路線拡充が求められます。
あわせて、バリアフリー車両の導入や、サービスの向上も必要です。
高齢者にやさしい坂の街に
これらの外出支援によって、高齢者の「人との交流」を増やし、健康寿命を延ばしていきたいと、私は決意しております。
“高齢者にやさしい坂の街・文京”を実現し、高齢者の「健康格差」を解消してまいります。
もっとやさしい文京に。
もっと安心な文京に。
あなたの願いを一票に託して、ぜひとも「宮本伸一」をお選びいただけますよう、心よりお願い申し上げます。