宮本伸一のブログ

2022年4月25日 厚生委員会

○ 2022年4月25日 厚生委員会

こんにちは。

2022年4月25日、厚生委員会に公明党文京区議団を代表して参加しましたのでご報告いたします。

<ヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種の今後の対応について>

宮本:

ありがとうございます。

今回、ヒトパピローマウイルスの定期接種の勧奨の再開ということで御報告いただきまし て、ありがとうございます。公明党といたしましてもこれまで、子宮頸がん予防に効果の高 いHPVワクチンの接種については推進をしてきまして、勧奨が控えられた間も、厚労省か ら出たリーフレットの送付などをお願いしてまいりました。世界的にも接種が進んでいる国 も多く、またリスクよりも効果が高いということで、接種が進んでいる国も多い中で、日本 が遅れているのではないかという専門家の地域の医療関係者の方からも御意見をいただいた りした経緯がございました。

私の娘もちょうど今、中学1年生で対象者になっていますが、リーフレットを頂戴しまし たので、私の妻と子どもがいろいろ相談している中で、娘のほうが逆に、友達から接種した よという話を聞いたりして、私も打ちたいと、内容を理解した上で話が来たものでしたから、 私の妻とよく相談した上で、1回目の接種をさせていただいたということがございました。 そういう意味では、ある程度、理解も進んでいるんだなというふうに安心もしたところです し、またこうしたリーフレットを活用していただいているということもしっかり浸透してき ているということが分かったところでございます。

質問が、今回、この勧奨を再開していただくんですけれども、勧奨の再開の決定と、その 前後、勧奨再開が決定するまでの区民の方からのお問合わせなりがあったのか、なかったの か、またどういうものがあったのか。合わせて、接種勧奨再開した後のお問合わせなど、こ の辺、何かお声が寄せられているか。御質問など、現状をお伺いしたい。

それから、先ほどの御答弁の中で聞き漏らしたんですが、今回の令和4年度の個別送付の 対象者の人数、それからキャッチアップの対象者の人数、この辺をちょっとお伺いしたいと 思います。

答弁:

相談の内容でございますけれども、もう打てるんですかと。予診票のお配りはこれからなんですけれども、積極的勧奨を差し控えている間も、定期接種であること は変わりはございませんでした。ですので、各医療機関に予診票を備え付けてございますの で、今でもそちらの予診票を使って接種することができます。新しいものができたら、すぐ そちらに、医療機関のも置き換えようと思っておりますけれども、そういった受けられるん ですかという内容はやはりあります。

また、人数ですけれども、非常に難しいんですが、償還払いの人数は、全体9,000人、平 成9年4月2日から平成18年4月1日生まれの方が9,800人程度ですので、その約1%ぐら いなのかどうか。これは根拠となる数値がなかなかないもので、様子を見ながらということ になるかと思います。

キャッチアップの対象者ですけれども、こちらも対象者約9,000人というふうに見込んで ございます。

定期接種の人数につきましては、12歳が924人、13歳が871人、14歳831人、15歳815歳、16 歳696人ということで、令和4年6月末に3,213人程度の方々に予診票を送付し、12歳の方々 については、小6の3月に予診票を御案内する予定で、そんなような件数を考えてございま す。

以上です。

宮本:

ありがとうございます。約9,000人ですか、キャッチアップの対象者がいらっしゃるということでよろしいんですかね。この方々にはしっかり周知されるということで、 個別に送っていただきますので、その内容をしっかり見ていただけたらなというふうに思い ます。

個別勧奨の再開、前のリーフの送付もそうだったと思うんですが、先ほど他の委員からも おっしゃっていましたように、有償で接種した場合は非常に大きな金額も掛かるということ ですので、この取組を知らなかったということがないように、区民の皆様がしっかり知って いただいて、また御理解への一助にしていただけるような説明もしていただければと思いま す。

それで、もう一個質問なんですが、自費接種済みの方の償還払いの実施のところなんです が、この案内も、要は個別勧奨の送付の中に説明の文章なりが入ってくるというような理解 でよろしいんでしょうか。

答弁:

個別の予診票の中には償還払のことは入ってございませんので、ホームページ等で御案内を。また、お問合わせあったときに、丁寧にお話しさせていただこうと思っております。(次の答弁にて訂正発言あり。)

宮本:

分かりました。そうですか。対象ではないということで全対象者には送られないのかと思うんですが、もし、自費接種済みの方がいらっしゃって、償還払いができると いうことを知らないということがないように、よく周知をして、いろんな方法を使って周知 をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

いずれしましても、丁寧な説明、また質問をしっかり受け止めていただいて、厚労省の情 報などもしっかり使っていただきながら、区民の皆様、また対象者の方が安心して接種して いただける、またそういった理解が深まるように。その判断は対象者御本人、また保護者の 判断になってまいりますけれども、必要な情報をしっかり御提示して周知していただいて、 理解が深まり、接種される方は安心して受けられるように進めていただきたいと思いますの で、よろしくお願いいたします。

以上です。

答弁:

大変申し訳ございませんでした。キャッチアップの通知の中に、償還払いについては書いてございましたので、申し訳ございません。失礼いたしました。

 

<新型コロナウイルスワクチンの接種状況等について>

 

宮本:

ありがとうございます。 これまでのワクチン接種への取組、ありがとうございます。先ほどの御答弁の中にも、結果的には文京区の取組が効果的であって、特別区の中でも高い接種率であるということでご ざいました。ありがとうございます。

その要因として、一つは事前予約、高齢者の方の事前予約が功を奏しているということと、 あと若い方にも、モデルナを活用した接種への理解も進んでいるということが考えられると いうふうに言われていました。

3回目のワクチン接種の状況としては、全体では61.4%という、先ほど4月25日時点と言 われたんですが、予約ベースでいくと、もうちょっと進むのでしょうか。お伺いしたいと思 います。

答弁:

接種の実績と予約の実績です。予約が取れている状況を合わせますと、65歳以上の方ですと87%近く、12歳から64歳の方ですと57%、全体 ですと64%近くの方、合計ですね、が接種と予約の状況を加味した状況ということでござい ます。

宮本:

ありがとうございます。予約枠、予約ベースも含めたら、全体としては64%見込まれているということで、もう少し進むということでありました。 様々な取組がこのように結果に出ていますが、一つの課題が、若い人の部分をどうするか ということで、これまでも、モデルナを使った交互接種の安全性とか効果についてもしっか り区のほうからホームページなどで説明していただいたりしたことで理解が進んでいると思 うんですが、若い方にファイザーの枠を780、ゴールデンウイーク前につくっていただいたということで、これもすぐ予約が埋まっているということでした。

その上で、在庫の期限が来ているモデルナのワクチンをどう有効活用して、さらにそれを 若い方に、接種の予約もまだされていない方に3回目を予約していただけるか、接種してい ただけるかといったことをいろいろ考えていただけたらというふうに思いますけれども、一 つには、今、政府もいろいろ周知していますけれども、後遺症について、若い方においても、 感染したら軽症で済むかもしれないけれども、後遺症はある方には出るということは、やは り接種するにこしたことはないといいますか、推奨を政府もしていたりしますので、そうい った部分。

また、若い方が学校なりお仕事なりで、接種したくてもなかなか時間的に合わないとか、 だったら感染しても軽症ならいいのではないかとか、様々なケースが考えられると思うんで すが、とにかく、なるべく今後もそういった若い方が3回目を受けられるような工夫した取 組をお願いしたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

また、4回目の接種につきましても、先ほど他の委員からも御意見ありましたが、これま での経験、また知識を活用していただいて、事前指定の取組を活用したり、また、高齢者の 方のみならず、基礎疾患のある方、障害をお持ちの方などなど、そういった方に寄り添った 取組を4回目も準備していっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

いずれにしても、これまでのワクチン接種の区の取組に感謝申し上げたいと思います。引 き続き、区民の皆様が安心して接種できる体制整備、取組をお願いしたいと思います。

以上でございます。ありがとうございました。

答弁:

御意見ありがとうございます。

3回目接種につきましては、お陰さまで6割程度、今進んでいるところでございますけれ ども、特に若い世代の方の接種をこれからより一層進めなければいけないという認識は私ど も当然共有しているところでございます。様々な取組をしながら、何とか若い世代の接種を 一層進めていくということはこれからも続けていきたいと思っているところです。

また、4回目接種につきましても、1回目、2回目、3回目、小児と、様々な接種の経験 がございますので、その経験等をうまく生かしながら、スムーズに接種ができるように準備 を整えて、正式な決定があった際には、速やかに接種をしていきたいというところでござい ます。

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引き続き、感染症対策をしっかり推進して参ります。

(おわり)

 

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