「いだてん」をテーマとする文京区のプロジェクトが始動
大河ドラマ「いだてん」の主人公として話題の金栗四三(かなくり しそう)。
青春時代は、ここ文京区で過ごしたことをご存じでしょうか。
金栗と文京の繋がり
文京区大塚にあった東京高等師範学校(現筑波大学)に進学した金栗は、寄宿舎のあった湯島聖堂あたりから、毎日走って通学していました。
そして校内長距離走大会での活躍をきっかけに、当時の校長であり、講道館柔道の創始者・嘉納治五郎にその才能を見いだされます。
長距離ランナーとしてその頭角を現した金栗は、大塚仲町にあった足袋店「播磨屋」店主の黒坂辛作とマラソン用足袋を開発するなど、多くの方の支えを得て、ここ文京から日本人初のオリンピック出場を果たしました。
2020年へ向け、プロジェクト始動
文京区では、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の気運醸成および観光振興を目的に、「いだてん」登場人物に関する様々な事業を展開しています。
金栗にゆかりのある地を巡るスタンプラリーなど企画されていますので、ぜひ文京区ホームページをご覧ください。
【大河ドラマ「いだてん」主人公 金栗四三青春の地・文京区プロジェクト】
また本作をきっかけに、お互い金栗にゆかりのある熊本県玉名市と文京区は、年内にも友好協定を締結することが決まりました。
締結日など詳細は両者の間で検討中です。