宮本伸一のブログ

災害対策調査特別委員会

  • 災害対策調査特別委員会

令和2年6月19日に行われました、災対委員会における主な質問・答弁について報告をさせて頂きます。

<避難所における感染症防止のための取組について>

新型コロナ感染症拡大の影響の中、いかにして3密を避ける避難所運営とするか理事者より報告があり、私からも質問をさせて頂きました。

 

  • 2次避難所として協定を

宮本:3密を避ける避難となると、現在の避難所のスペースの限界もあり、今後は2次避難所の拡充がますます重要になる。区はホテル・旅館などと協議を行っているが、区内の私立大学、学校などが多くあるので、2次避難所としての協議を積極的に推進するべき。

区:現在、約10校との大学・学校との協定を締結しているが、今後は、2次避難所が少ない地域を特に調査して、区として協定を締結できるよう推進したい。

 

  • 段ボール資材調達のため協定

宮本:段ボールベッドの活用、又、段ボール資材を活用したパーティションを活用すると報告頂いたが、今後、どの自治体も資材の調達確保に動いているため、その調達が大丈夫かどうか。又、在庫する場合は、スペースがかなり取られてしまうため、場合によっては、業者との契約を柔軟にしておくと良いのではないか。

区:現在、業者さんとの締結に向けて準備をしている。柔軟な契約方法についても検討する。

 

  • 避難所運営マニュアル改定への支援、開設キットとの整合性

宮本:今回の避難所運営ガイドラインをもとに、避難所運営委員会はマニュアルを改定することになるが、とても大変な作業になる。区の丁寧な支援が必要。又、開設キットの整合性もとるべき。

区:支援をしっかり行う。又、開設キットの整合性をはかっていく。

 

<防災フェスタの充実のために>

  • 防災行政無線の内容をメール等でも配信を

宮本:区民の防災意識も向上していて、防災フェスタも注目が増している。さらに充実をされたい。昨年は、防災フェスタの前後に予告や、訓練内容を、防災無線で流し、同時に安心防災メールを活用して配信した。内容が確認できて好評だったと思う。今年も同じようにするべき。又、展示の内容にも充実をされたい。

区:昨年、防災フェスタの前後に防災無線で流したように、今年も発信を工夫して行う。又、展示については、感染症に関する取組などを検討したい。

宮本:在宅避難、感染症対策の展示は区民にとって理解が深まると思う。宜しくお願いします。

 

<台風に対する風水害対策、とくに強風対策について>

宮本:昨年の台風による被害は記憶に新しい。特に強風による被害を最小限にするべく対策願いたい。昨年、台風の翌日朝、地域をパトロールした消防団の方のお話では、看板の落下、エアコン室外機の落下、倒木などなど多く見られたとのこと。枝木が電線に絡まるのではないかと心配のお声もあった。

区:強風への対策、又、周知もしっかり行っていく。

 

<一斉情報伝達システムの活用と導入について>

宮本:本会議での一般質問でも触れたが、一斉情報伝達システムを活用して感染症対策の情報を配信するべきと伺い、前向きな答弁があった。又、アプリの活用も検討していると答弁があった。今後の予定を聞く。この委員会にて随時報告を求める。

区:避難行動要支援者の方々への情報伝達手段として一斉情報伝達システムを準備している。次回以降の委員会において報告していく。

 

<文京区公式LINEアカウントの活用>

宮本:このたび文京区の公式LINEアカウントが開設された。歓迎したい。今後、災害情報なども、これを活用すべき。

区:積極的に活用したい。

会議録はこちら

引き続き、災害対策のため全力で取り組んで参ります。

(おわり)

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