こんにちは。
宮本伸一です。
昨日2月3日、公明党文京総支部・第3支部の本駒込地区として、「いきいき知っ得講座」を昭和小学校にて開催しました。
ここでは看護師の方を講師にお招きし、認知症の症例や予防方法、また認知症の方への関わり方などについて、現場での実体験も交えながら、分かりやすく教えていただきました。
さらに、フレイルチェックやフレイルを予防する体操なども実際に行うなど、充実した内容となりました。
盛況のもと素晴らしい講座にしていただき、心から感謝申し上げます。
■フレイル予防を公明党区議団が推進
この「フレイル」という言葉に、初めて接する方もいらっしゃるかもしれません。
「フレイル」とは、健康な状態から要介護になるまでの間の状態を指します。
早期に対策をとれば健康な状態に戻ることもあるため、現在、フレイル予防が大きく注目されています。
公明党文京区議団としても昨年、区議会の代表質問でフレイル予防の重要性を訴え、さらに2019年度予算編成にあたっても、フレイル予防事業の推進を成澤区長に求めてきました。
そして、このたび2019年度の重点施策に、「文の京フレイル予防プロジェクト」として、フレイルチェックの実施などが盛り込まれ、実現へ大きく前進させることができました。
■認知症の母との14年間
フレイルは、認知症とも大きな関わりがあると指摘されています。
私の母は、60代で認知症を発症しました。
当時はまだ、認知症に対する理解が現在ほどには進んでいませんでしたので、私は母の変化を受け止められず、どのように接すればよいのかも分からない中で、暗中模索の日々でした。
一方で、そのような母を、亡くなるまでの14年間、父は笑って支え続けていました。
その父も、脳出血で倒れて83歳で要介護となったため、こちらへ呼び寄せ、現在は施設でお世話になっています。
私は、高齢者に優しい、「親孝行」のような区政を実現したいと、心から決意しています。
認知症のご本人やご家族へのサポート、介護予防など、幅広い高齢者支援の充実に向けて、全力で働いてまいります。