宮本伸一のブログ

「認知症サポーター」が新たに100人以上も誕生

「認知症サポーター」とは

こんにちは。
宮本伸一です。

2月10・11の両日、公明党文京総支部・第3支部の大塚地区と新大塚地区で、「いきいき知っ得講座」の一環として、「認知症サポーター養成講座」を開催しました。

私の母は60代で認知症を発症しました。
母は突然、人が変わったように怒りっぽくなりました。
今から思えば認知症の症状だったのですが、当時は認知症への理解に乏しく、私は、ただ戸惑うばかりでした。
そうした経験から、認知症対策は、まず「知ること」が第一だと考え、多くの皆さまにご協力を賜り、「認知症サポーター養成講座」を催しています。

「認知症サポーター養成講座」をメインに据えた開催は、今回で3回を数えます。
あわせて100人を超える「認知症サポーター」が、新たに誕生しました。
ご参加いただいた皆さまには、心より感謝申し上げます。

■「認知症サポーター」とは

「認知症サポーター」とは、認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を、温かく見守る「応援者」のことを言います。
何かを特別にやっていただくものではなく、日常の中で友人や家族に知識を伝えたり、認知症の人や家族の気持ちを理解するよう努めたり、また、街や職場で可能であれば手助けをしたりと、自分のできる範囲で活動できればよいというものです。

国として、この認知症サポーターを全国で多数養成し、認知症になっても安心して暮らせる街づくりを目指しています。

■認知症の疑問を分かりやすく講習

「もの忘れと認知症って、どう違うの?」
「怒りっぽくなったのも認知症?」
「認知症って治せないの?」
「予防する方法はあるの?」
「認知症になると、どんな気持ちなの?」
「どのように接すればよいの?」

こうした疑問に対して、養成講座では、認知症の症状や診断・治療、予防、認知症の方と接する際の心構えなどに関する講習があります。
分かりやすい内容ですので、お気軽にご参加いただけます。

■“家族の誰かが認知症”という時代に

今や、65歳以上の方の4人に1人が、認知症か予備軍といわれています。
“家族の誰かが認知症”という時代は、そこまで来ています。

今回の講習でも、「きょうから、夫への関わり方が変わると思います」等々、本当にうれしいお声を多く頂戴しました。

私は、認知症を患った母との経験を生かして、認知症を発症したご本人のお気持ちや、認知症のご家族を抱える方々のお気持ちに寄り添い、そして、文京区政に反映してまいりたいと念願しております。

「認知症サポーター養成講座」

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