こんにちは。宮本伸一です。
このたび、認知症への理解を深めるための催し「認PAKU」が、9月12日(木)10時〜17時、文京シビックセンターにて開催されますので、ご紹介させていただきます。(添付写真は、そのチラシです)
●認知症の症状への理解
私の母は60代で認知症を発症し、亡くなるまでの14年間、病と戦いました。
その間、母と私たち家族の間では様々なことがありましたが、今から振り返れば、周りの私たちに、認知症に対する理解がもっと早くからあれば良かったと思うことも多かったのが実感です。
「認PAKU」では、「認知症に寄り添う機器展」として、認知症による日常生活での困りごとを助ける機器の展示や、認知症に関する文京区の取り組みが紹介されます。
さらに、VR(仮想現実)を使った認知症体験会も開催されることとなり、チラシでも紹介されておりました。
「認知症の人の世界を体験しよう! VR認知症体験会」
10時〜11時30分 定員50名
シビックセンター地下2階 区民ひろば
お問い合わせ:文京区高齢福祉課認知症・地域包括ケア係 03−5803−1821
定員50名(事前予約制で、定員に達し次第、締め切り)
かねてからVRを活用した認知症体験の取り組みがあることは知っておりましたので、私も是非文京区でも開催できないかと思っておりましたが、今回、文京区でも行われるとあって、早速私も申し込みを致しました。
今回の取り組みは、認知症の症状への理解促進につながるものと思います。
●「認知症基本法案」の提出
さて、本年6月20日、自公与党が「認知症基本法案」を衆院に共同提出しました。
これは、昨年9月、他党との議論においてたたき台になるよう、公明党が独自の骨子案を発表。
まずは自民党に働きかけ、法案としてまとめたものです。
今後は野党との幅広い合意形成を行い、早期成立をめざしています。
私は「認知症条例」の制定を公約に掲げております。
これまでも、認知症のことを知っていただくための「認知症サポーター養成講座」を催してまいりました。これを通じ、これまでに約170人の方に認知症サポーターになっていただきました。
また、本年6月の定例議会でも、認知症の方への理解を深めるための要望を、私の一般質問に入れさせていただきました。
今後もさらに、文京区におきまして、認知症の方や、そのご家族を支援する施策を推進してまいります。