こんにちは。宮本伸一です。
公明党文京総支部・第3支部の時局講演会には、竹谷とし子参議院議員も応援に駆けつけてくださいました。
昨日の投稿に続き、竹谷議員からのエールを、以下、要旨となりますがご紹介させていただきます。
豊富な国際経験・社会経験を生かして
宮本さんは数字に強い。
防災無線の話(詳しくはこちらをご覧ください)も、数字で言われると納得できる。行政も動かざるを得ない。説得力がある。
すでに、そうした力を、国際性豊かな海運業の営業マンとして、社会人経験の中で身につけられています。
私も経営コンサルタントとして、海外で多くの仕事に携わってまいりました。
世界とやりとりする場合、感情的なことばかり言っていても、議論になりません。
理論武装しながら、論理的に、裏付けをもって、交渉を重ねていかなければなりません。
そうした宮本さんの力を、今度は文京区の皆さまの生活がもっと良くなるように、この文京区がさらに発展するように、生かしていっていただけると思います。
「認知症」法案で骨子案
これからの時代、本当に宮本さんのような人が区政に必要だと感じるのは、認知症を患われたお母さまを支えてこられた──その家族としてのご苦労が分かるという点です。
私の母も認知症になってきていますが、今、特に認知症の初期の方が、非常に困っておられるという声があります。
というのも、認知症だと診断を下されてから、介護支援が使えるように「要支援」「要介護」と認定されるまでに、空白期間が存在するのです。
認知症になっても、いろいろなことが、まだまだできます。60代で認知症を発症された宮本さんのお母様も、広島から東京まで、何度もお越しになっていました。見た目は普通に、行動される。しかし、物忘れは激しい。
あるいは、怒りっぽくなって、以前の人格と変わってしまう。宮本さんのお母様も、そうでした。だけれども、まだ介護のサービスは使えない。
まだまだ日常の生活で、できることがある。こういう時に、どう支援していったらよいのか、という点については、まだ国でも十分な調査・検討ができていないという現状にございます。
そのような状況のなか、公明党は、認知症の方々、そのご家族の方々のための法律をつくろう、議員立法を取りまとめようと、自民党にも働きかけ、「認知症施策推進基本法案」の骨子案をまとめた段階にあります。
「苦労が分かる」心強さ
その中では、特に当事者の方々が必要としている支援、世の中の仕組みは、これであるということを、きちっと反映していこうということが盛り込まれております。
それを地方自治体で展開していく時に、宮本さんのように当事者のご苦労が分かる、ご家族のご苦労が分かる、そういう人が条例の制定に携わり、文京区の政策の中身を検討する時に、当事者の皆さまの声を届けていくということが、何よりも重要です。
公明党は、全国で「100万人訪問・調査」運動を実施しました。防災・減災、介護、子育て、中小企業支援などについて、現場を歩いて、お話を伺ってまいりました。
介護の問題について、皆さまが一番心配されているのは、まずお金のこと。次いで、自分が認知症になったらどうしようか、ということでした。
このような時代に、宮本さんが、これから具体的な施策を展開していく。これほど心強いことはないと思います。
“認知症だから不幸”ではない社会を
以上のように、竹谷議員から、私に対して身に余るご期待を寄せていただき、改めて襟を正す思いです。
私は、たとえ認知症になろうと、人間としての尊厳が守られ、老後の時代こそが、人生で最高に輝く時代となるような社会を、築いてまいりたいと、心から決意しております。
なぜ、そのように思えるかといえば、母の生き様から、「認知症だからといって、不幸というわけではない」ということを教えてもらったからです。
母が私に贈ってくれた、最高にして唯一無二の宝だと思っております。
今、公明党の一員として、皆さまのために働かせていただいていることを、亡き母は、きっと心の底から喜んでくれていると思います。