14日、災害対策調査特別委員会に参加いたしました。
私からの主な質問とそれへの答弁をご紹介します。
○ 家具転倒防止器具の普及
これまで高齢者・障がい者世帯・避難行動要支援者を対象行われてきた、「家具転倒防止器具」の設置費用助成制度について、対象者の拡充を検討していると報告がありました。希望する区民全員が対象にするべきであると質問。その方向で検討中であると答弁がありました。防災意識の向上にも資することにもなり推進を求めました。
○ 災害対策の優先課題について
取組むべき課題が多岐にわたる災害対策について、特に優先するべき課題について質問。災害時における感染症拡大の防止対策と多発する風水害への対応であると答弁。今後、しっかりと優先するべき課題に取り組んでいくことを求めた上で、今後、場合によっては組織強化を考える必要があると質問。現時点では必要はないと考えるが、状況を見極めていくとの答弁がありました。
○ 文京区災害時受援応援計画
大規模災害が発生した際、「支援を頂く体制」、又、「支援を送る体制」を計画として策定することになりました。区民の方の心配も多いことから、しっかりと策定を行った上で、区民の皆様への広報と、計画を元にした訓練をしっかりと行うよう求めました。
○ 災害情報システム再構築
公明党としても推進してきた、「災害情報システムの再構築」について、令和4年4月の稼働予定で始めることと報告がありました。システム開発にあたっては、進展の早いICT技術の取り入れを柔軟に取り込めるような視点を持ち、システム更新ができるよう求めました。
○ 一斉情報伝達システムの導入
前回の委員会の際、委員会での報告を求めた「一斉情報伝達システム」の報告がありました。課題の多い防災行政無線を補うシステムとして期待します。スマホのある方はアプリをダウンロードすることで受信可能となり、避難行動要支援者の方々にはスマホを貸与する計画です。今後ともしっかり推進して参ります。
(おわり)