こんにちは。宮本伸一です。
過日、公明党文京総支部・第3支部の時局講演会を開催した折、応援に駆けつけてくださった高木美智代衆議院議員より、熱いエールを送っていただきました。
以下、その要旨をご紹介させていただきます。
議員の仕事とは
区民の皆さまからお声をいただく。そのお声に対して、私たち議員は猛勉強いたします。
そして、それを一つ一つ、政策のかたちにしていきます。
そこで、まず区と打ち合わせをするわけです。すぐに区の担当者が、“じゃあ、やりましょう”と言ってくれることもあれば、“いやいや、予算がありません”という答えの時もあります。
何度も何度も協議を重ねながら、区を説得します。
その次は、予算をつけなければなりません。
“この事業は今年度で終わるので、これを充てていきましょう”とか、“増えている税収の一部を充てましょう”とか折衝しながら、予算案をつくり上げて、そこで初めて質問に立つわけです。
その時には区も、もう財源の算段も終わっていますので、質問することに対して、区側も“やりましょう”となり、区長からも実に良い答弁をいただけるわけです。
ところが、あきれることに、その後に公明党と同じ質問をする議員や政党があります。
当然、区長からは、同趣旨の答弁が返ってくることもあります。それで自分の、あるいは自分たちの“実績”とするわけです。
しかしながら、質問に至るまでの、気の遠くなるような水面下での調整作業や、予算を勝ち取るための戦いなど、一連の取り組みをすべて含めての「政治」です。「議員の仕事」です。
このような点から、長年、外資系海運会社で営業を務め、「無理とは言わない営業」を心がけてきた宮本さんは、まさに、うってつけの人材であると確信するものです。
公明党の区議会議員ならではの強み
公明党の区議会議員は、東京都のことであれば都議会議員に、国のことであれば国会議員に、直接連絡を取り、前に進めることができます。
「政党」と聞くと、国会議員がピラミッドの一番上にいて、区議会議員は一番下、というように想像される方もいらっしゃるかもしれませんが、公明党は違います。
「中心」は、あくまでも「皆さまのお声」です。
それは「小さな声」かもしれません。しかし、その皆さまのお声を中心に、区と、都と、国が、一体となって動いているのが公明党であり、公明党ならではの「強み」だと思います。
「大衆と共に」
20年にわたって、仕事で培ってきた経験と実績からすれば、宮本さんは、いよいよこれからという年代、やりたいこともたくさんあったと思います。
しかし、“出たい人”より“出したい人”を、というのが公明党です。
公明党は「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」が立党精神です。
おそらく宮本さんは、ご自分が、この崇高な精神に耐えうるかどうか、熟考し、そして、決意されたことと思います。
皆さまのために尽くし抜きたいという真剣な思いを、どうか受け止めていただきたいとお願い申し上げます。
小さな声が届くという実感
以上、高木衆議院議員からは、過分なお言葉も頂戴し、誠に恐縮ではございますが、その一方、身の引き締まる思いでいっぱいです。
公明党の山口代表が語っておりました。
「国民の政治に対する信頼のもとは、小さな声が実際に届くという実感を持つことです」
「聴く」こともできるでしょう。
「代弁する」こともできるでしょう。
しかし、どんなに小さな問題のように思えても、当事者からすれば、すべての問題は「大きな問題」です。だからこそ、「声が届く」というのは、「“かたち”になる」と同義だと思います。
つまりは「実現力」があるか否か──。
この一点を、常に厳しく自らに問いかけながら、どこまでも「信頼できる宮本伸一」を目指して、勉強と努力を積み重ねてまいります。