宮本通信 4月22日号
こんにちは。宮本伸一です。
○「感染拡大防止協力金」の受付開始
本日22日、東京都議会臨時会において、公明党が求めてきた提案が多く盛り込まれた感染拡大防止のための補正予算が可決・成立しました。
感染拡大防止のため、東京都の要請や協力依頼に応じて、「休業」や「営業時間の短縮」に全面的にご協力いただける事業者に、「感染拡大防止協力金」が支給されます。
手続きなどの詳細は、ポータルサイトが開設されましたので、ご確認ください。
こちらです。
○ 都議会公明党による緊急要望
本日22日10時、都議会公明党は更なる緊急要望を小池都知事に行いました。公明党に寄せられる皆様からのご意見・ご要望を反映させて頂いております。
今後とも、公明党一丸となって新型コロナ対策に取り組んで参ります。皆様からのご意見・ご要望をお待ちしております。
こちらから緊急要望の全文になります。
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新型コロナウイルス感染対策に関する緊急要望
緊急事態宣言が発出され2週間が経過し、第4弾の東京都緊急対策も発表されたが、依然として取り組むべき課題があり、私たち都議会公明党にも多くの要望が寄せられている。
真に都民の安心・安全につなげていくためにも、東京都緊急対策の実効性を高め、さらに支援の拡充を進めていかねばならない。
よって以下要望する。
【NPO法人への支援】
一、感染拡大防止のために休業に協力する多くのNPO法人が、その事業活動に制約を受け、法人の経営にも様々な影響が生じている。NPO法人は、医療・福祉やまちづくり等、様々な分野の社会課題の解決に大きな役割を果たす存在である。都の休業要請の対象になっているNPOへの「感染拡大防止協力金」の支給と、対象ではないが活動休止等を余儀なくされているNPO法人への経済的支援を行うこと。
【外出抑制の強化】
一、外出抑制の継続や強化には、都民や事業者の一層の協力が不可欠であり、対応準備への余裕を確保する必要からも、都は早めの対策の立案と公表に努めること。
【都社協の事務処理体制の強化】
一、東京都の社会福祉協議会の窓口において、臨時職員の雇い入れを積極的に推進し、速やかな融資の実行を待ち望む都民の期待に応え、迅速な審査を可能とすること。
【テレワーク支援の充実】
一、テレワーク助成金は、都民の関心が高く、申請が集中している。事務処理の迅速化を図るためにも、受付・審査の要員の増員を図る必要があり、テレワーク助成金の窓口で緊急雇用し、速やかな申請対応を行うこと。
一、テレワーク環境の整備の助成金は、単品価格で10万円未満のものに限って助成対象としているが、テレワークで用いるパソコンにインストールを要する事務作業ソフトは、キャドなど10万円を軽く超える場合も存在する。今後一層のテレワークの普及を図るためにも、10万円を超える価格の電子処理ソフトなども助成制度の対象に加えること。
【防護服の充実】
一、医療の最前線まで防護服等の資材が行きわたるよう備蓄を増やすとともに、飛沫をあびる歯科医師に対しても、同様の措置を行うこと。
【情報発信の強化】
一、東京都の公式LINEでは、新型コロナウイルスのお役立ち情報が発信されているが、ここに都の各局の各種支援策も加えて、支援を必要としている人を適切な支援策に結び付けていく取り組みを進めること。
【マスク等医療資材の提供】
一、都立高校、区市町村立学校等において、マスク・消毒液などが購入できるよう1校あたり50万円を補助するとしているが、学校現場や市区町村の教育委員会などが調達することは難しい状況下でもあり、調達の権限を有する東京都が、丁寧に現場の要求をまとめた上で購入し、学校に物納で供給すること。
【図書カード】
一、休校が長期化する子どもたちに、読みたい本や参考書を手にしてもらえるよう、小中学校の児童・生徒に「図書カード」を贈呈するなど、取り組みを進めること。
以上
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(おわり)